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【WordPressセキュリティ完全ガイド】初心者でもできる14個の対策

【WordPressセキュリティ完全ガイド】初心者でもできる14個の対策

WordPressサイトのセキュリティ、きちんと対策できていますか?
「難しそう」「何から始めればいいか分からない」そう感じている方もご安心ください。
この記事では、WordPressのセキュリティ対策について、初心者の方でも分かりやすく、すぐに実践できる14個の対策をステップごとに解説します。
あなたのWordPressサイトをサイバー攻撃から守り、安心して運営するための第一歩を踏み出しましょう!

WordPressセキュリティ対策の重要性

WordPressサイトのセキュリティ対策は、サイト運営において非常に重要な要素です。
この記事では、なぜWordPressのセキュリティ対策が必要なのか、対策を怠るとどのようなリスクがあるのかを解説します。
あなたのサイトを守るために、このセクションでセキュリティ対策の重要性をしっかり理解しましょう。

なぜWordPressのセキュリティ対策が必要なのか?

WordPressは世界中で広く利用されているCMS(コンテンツ管理システム)です。その普及率の高さゆえに、サイバー攻撃の標的になりやすいという側面があります。
攻撃者は、脆弱性のあるWordPressサイトを狙い、不正アクセスやデータの改ざん、情報漏洩などを引き起こそうとします。
セキュリティ対策を講じることで、これらのリスクからあなたのサイトを守ることができます。

WordPressサイトが狙われる理由

WordPressサイトが狙われる理由は多岐にわたります。
まず、WordPressのコアファイルやプラグイン、テーマには、どうしても脆弱性が存在する場合があります。
また、設定ミスや管理体制の甘さも、攻撃者に狙われる原因となります。
さらに、近年のサイバー攻撃は高度化しており、不正アクセスやマルウェア感染、DDoS攻撃など、さまざまな手口でサイトが攻撃される可能性があります。
これらの攻撃からサイトを守るためには、日頃からのセキュリティ対策が不可欠です。

セキュリティ対策を怠るリスク

セキュリティ対策を怠ると、様々なリスクが発生します。
まず、サイトが改ざんされ、意図しない情報が表示されたり、悪意のあるコードが埋め込まれたりする可能性があります。
また、顧客情報や個人情報が漏洩し、損害賠償や信用失墜につながることもあります。さらに、検索エンジンのランキングが下がり、アクセス数が減少する可能性もあります。
最悪の場合、サイトが完全に利用できなくなることも考えられます。これらのリスクを回避するためにも、WordPressのセキュリティ対策は非常に重要です。

セキュリティ対策で得られる3つのメリット

WordPressのセキュリティ対策は、攻撃を防ぐためだけのものではありません。
適切な対策を継続することで、サイトの信頼性を守り、万が一のトラブルによる損失を抑えることにもつながります

1. 検索流入やサイト評価の毀損リスクを抑えられる

セキュリティ対策を行っただけで検索順位が直接上がるわけではありません。
しかし、サイトが改ざんされたり、不正なページや悪意のあるコードを埋め込まれたりすると、検索結果での表示やユーザーからの信頼に悪影響が出る可能性があります。

日頃からWordPress本体やプラグインを最新の状態に保ち、不正アクセスを防ぐことで、こうしたSEO・検索流入上のリスクを抑えやすくなります。

2. ユーザーや顧客からの信頼を守れる

問い合わせフォームや会員機能などで個人情報を扱うサイトでは、情報漏洩や改ざんが発生すると、ユーザーからの信頼を大きく損なう可能性があります。

セキュリティ対策を継続し、安全に利用できる環境を保つことは、企業やサービスそのものの信用を守ることにもつながります。

3. 復旧にかかる時間とコストを抑えられる

サイトが攻撃を受けると、原因調査、ファイルの復旧、パスワード変更、再発防止、関係者への連絡など、多くの作業が必要になります。

事前にバックアップやログイン保護、アップデートなどの対策を行っておけば、被害そのものを防ぎやすくなるだけでなく、万が一の際にも復旧までの時間やコストを抑えやすくなります。

WordPressの脆弱性を狙った主な攻撃・被害例

WordPressサイトが攻撃を受けると、管理画面へ不正ログインされるだけでなく、サイトの訪問者や取引先にも被害が広がる可能性があります。
代表的な攻撃・被害例を確認しておきましょう。

Webサイトの改ざん

攻撃者によって、Webサイトの文章や画像、リンクなどを書き換えられる被害です。
企業サイトに身に覚えのない文章や画像が表示されたり、商品情報や会社情報が変更されたりする可能性があります。
また、画面上では分かりにくい悪意のあるプログラムを、テーマやプラグインのファイルへ埋め込まれる場合もあります。

スパムメール送信の踏み台にされる

WordPressやサーバーへ不正なプログラムを設置され、大量のスパムメールを送信するために利用されることがあります。
サイト運営者が気づかないまま迷惑メールが送信され続けると、利用しているサーバーやドメインの評価が低下する可能性があります。
その結果、通常のお問い合わせメールまで相手へ届きにくくなる場合があります。

詐欺サイトや不正サイトへ転送される

サイトを訪問したユーザーが、偽のログインページ、詐欺サイト、不正な広告ページなどへ自動的に転送される被害です。
自社サイトの表示に問題がないように見えても、特定の端末や検索エンジンからアクセスした場合だけ、不正なページへ転送されるように設定されることがあります。

訪問者が被害を受けるだけでなく、企業やWebサイトに対する信用を失う原因にもなります。

これらの被害は、WordPress本体、テーマ、プラグインの脆弱性や、推測されやすいパスワード、管理不足などをきっかけに発生する可能性があります。
被害が発生してから対応するのではなく、日頃から複数のセキュリティ対策を実施することが重要です。

初心者でもできる!WordPressセキュリティ対策14選

WordPressサイトのセキュリティ対策は、専門知識がない初心者の方でも、正しい方法を知っていれば十分に対処できます。
このセクションでは、今すぐできる14個の対策をステップごとにご紹介します。これらの対策を実践することで、あなたのWordPressサイトを様々な脅威から守り、安全に運用することができます。

1. 強固なパスワードを設定する

まず最初に対策すべきは、パスワードの設定です。これは、最も基本的でありながら、非常に重要な対策です。推測されやすいパスワードを使用していると、不正ログインのリスクが高まります。パスワードは、以下の点を意識して設定しましょう。

  • 12文字以上の長さに設定する
  • 英字(大文字・小文字)、数字、記号を組み合わせる
  • 誕生日や名前など、個人情報に関連する単語は避ける
  • 他のサイトで使っているパスワードを使い回さない

パスワード管理ツールを活用するのもおすすめです。複雑なパスワードを安全に管理し、使い回しを防ぐことができます。

また、強固なパスワードを生成するサービスもありますので、活用しましょう

パスワード生成ツール

2. WordPressを最新の状態に保つ(バージョンアップ)

WordPress本体は、常に最新の状態に保つことが重要です。WordPressのバージョンアップには、セキュリティ上の脆弱性を修正する目的が含まれています。
新しいバージョンがリリースされたら、速やかにアップデートを行いましょう。アップデートの手順は以下の通りです。

  1. WordPressの管理画面にログインする
  2. ダッシュボードの「更新」メニューをクリックする
  3. 利用可能な更新が表示されるので、「今すぐ更新」をクリックする
  4. 画面の指示に従って、アップデートを完了させる

アップデート前に必ずバックアップを取っておくことをおすすめします。
万が一、アップデート中に問題が発生した場合でも、バックアップから復元できます。

3. テーマとプラグインを最新の状態に保つ

WordPress本体だけでなく、テーマとプラグインも最新の状態に保つ必要があります。テーマやプラグインにも、セキュリティ上の脆弱性が存在する場合があります。
これらの脆弱性を突いた攻撃も多く発生しているため、こまめなアップデートが不可欠です。テーマとプラグインのアップデートも、WordPress本体と同様の手順で行います。

  1. WordPressの管理画面にログインする
  2. ダッシュボードの「更新」メニューをクリックする
  3. 利用可能な更新が表示されるので、テーマやプラグインを選択して「更新」をクリックする

テーマやプラグインのアップデートを行う際も、必ずバックアップを取っておきましょう。

4. 不要なテーマやプラグインを削除する

使用していないテーマやプラグインは、セキュリティ上のリスクを高める可能性があるため、削除することをおすすめします。
不要なファイルは、攻撃者の格好の標的となり、不正アクセスの入り口となる可能性があります。削除することで、管理の手間も省け、サイトの表示速度も向上します。
削除の手順は以下の通りです。

  1. WordPressの管理画面にログインする
  2. 「外観」メニューから「テーマ」を選択し、不要なテーマをクリックして「削除」を選択する
  3. 「プラグイン」メニューから「インストール済みプラグイン」を選択し、不要なプラグインを無効化してから「削除」を選択する

削除する前に、本当に必要ないか確認するようにしましょう。

5. 信頼できるテーマとプラグインを選ぶ

テーマとプラグインを選ぶ際は、信頼できるものを選ぶことが重要です。
ダウンロード数が多い、レビュー評価が高い、更新頻度が高いなど、信頼できるテーマやプラグインには、いくつかの共通点があります。以下の点に注意して選びましょう。

  • 開発元が信頼できるか
  • 更新が頻繁に行われているか
  • レビュー評価が高いか
  • 公式サイトからダウンロードできるか

無料のテーマやプラグインの中にも、質の高いものはたくさんあります。しかし、セキュリティ対策が不十分なものもあるため、注意が必要です。

6. セキュリティプラグインを導入する

セキュリティプラグインは、WordPressサイトのセキュリティを強化するための強力なツールです。
様々な種類のセキュリティプラグインがあり、不正ログインの防止、マルウェアスキャンの実施、ファイアウォールの設定など、様々な機能を提供しています。

おすすめのセキュリティプラグイン

SiteGuard WP Plugin

Wordfence Security

All-In-One Security (AIOS)

7. バックアップを定期的に行う

バックアップは、万が一の事態に備えるための最も重要な対策の一つです。
サイトが改ざんされた場合や、データが消失した場合でも、バックアップから復元することで、被害を最小限に抑えることができます。
バックアップは、定期的に(できれば毎日)行いましょう。バックアップの方法としては、以下の2つがあります。

  • WordPressのバックアッププラグインを利用する
  • サーバーの提供するバックアップ機能を利用する

バックアップは、サイトのデータだけでなく、データベースも忘れずに行いましょう。

おすすめのバックアッププラグイン

BackWPup

All-in-One WP Migration and Backup

WPvivid Backup & Migration

8. ファイルのパーミッション設定を見直す

ファイルのパーミッション設定は、ファイルのアクセス権限を制御する重要な設定です。
不適切な設定になっていると、第三者がファイルにアクセスし、改ざんや不正操作を行う可能性があります。
ファイルのパーミッションは、必要以上に緩く設定しないように注意しましょう。適切なパーミッション設定は、以下の通りです。

  • ファイル:644(所有者:読み書き可能、グループとその他:読み込み可能)
  • ディレクトリ:755(所有者:読み書き実行可能、グループとその他:読み込みと実行可能)

FTPソフトや、サーバーのファイルマネージャーから設定できます。もしわからない場合は、専門家に相談しましょう。

9. ログイン試行回数を制限する

ログイン試行回数を制限することで、ブルートフォースアタック(総当たり攻撃)による不正ログインのリスクを抑えられます。

ブルートフォースアタックとは、ユーザー名とパスワードの組み合わせを繰り返し試し、WordPressの管理画面へ不正にログインしようとする攻撃です。

ログイン試行回数を制限すると、一定回数以上ログインに失敗したアクセスを一時的に制限できます。
設定する際は、ログイン試行回数の制限機能があるセキュリティプラグインや、利用しているサーバー・WAFの機能を確認しましょう。

ただし、正規の管理者が誤って制限される可能性もあるため、解除方法や通知設定も事前に確認してください。

10. 2段階認証を設定する

2段階認証は、パスワードに加えて、別の認証要素を追加することで、セキュリティを格段に向上させる対策です。
例えば、パスワードに加えて、スマートフォンに送信された認証コードを入力することで、不正ログインを防ぐことができます。
2段階認証は、セキュリティプラグインで簡単に設定できます。Google Authenticatorなどの認証アプリを使用することも可能です。

これらの14個の対策を実践することで、あなたのWordPressサイトのセキュリティは格段に向上します。それぞれの対策を、あなたのサイトの状況に合わせて、段階的に実施していくことをおすすめします。

11. ログイン画面のURLを変更する

WordPressでは、標準のログインページとして wp-login.php が使用されます。ログイン画面のURLを変更しておくことで、標準URLを狙った機械的なアクセスやログイン試行を減らす補助策になります。

ログインURLの変更には、すでにこの記事で紹介している「SiteGuard WP Plugin」などを利用できます。SiteGuard WP Pluginには、ログインページのURLを任意のパスへ変更する機能があります。

設定する場合は、次の流れで行います。

  1. WordPress管理画面から「SiteGuard WP Plugin」をインストールして有効化する
  2. SiteGuardの設定画面で「ログインページ変更」を有効にする
  3. 変更後のログインURLを設定する
  4. 新しいURLを必ずブックマークする
  5. ログアウト後、別ブラウザまたはシークレットウィンドウから新しいURLでログインできることを確認する

ただし、ログインURLの変更だけで十分なセキュリティ対策になるわけではありません。
強固なパスワード、ログイン試行回数の制限、2段階認証などと組み合わせて利用しましょう。

12. ボット対策を導入する

WordPressサイトには、人間ではなく自動プログラムによるアクセスが大量に送られることがあります。
悪意のあるボットは、ログイン画面への不正アクセス、スパム投稿、問い合わせフォームの悪用などに利用される場合があります。

ログインフォームや問い合わせフォームなど、外部から入力を受け付ける場所にはボット対策を導入すると効果的です。

代表的な方法として、Cloudflare Turnstileなどを利用し、人間による操作か自動アクセスかを判定する仕組みがあります。

特に次のような場所では、ボット対策を検討しましょう。

  • WordPressのログイン画面
  • ユーザー登録フォーム
  • コメントフォーム
  • お問い合わせフォーム

ただし、ボット対策を強くしすぎると正規ユーザーの操作を妨げる場合があります
導入後は、PC・スマートフォンの両方で正常に送信やログインができるか確認しましょう。

13. 管理画面へのアクセスを制限する

WordPressの管理画面を利用する場所が決まっている場合は、管理画面へアクセスできるIPアドレスを制限する方法もあります。

例えば、社内の固定IPアドレスからのみWordPressを更新する運用であれば、サーバーやWAFなどの設定で /wp-admin/ へのアクセス元を限定することで、外部からの不正アクセスを大幅に減らすことができます。

ただし、IPアドレス制限はすべてのサイトに向いているわけではありません。

  • 自宅や外出先から更新する
  • 接続するたびにIPアドレスが変わる
  • 複数拠点から管理する

といった運用では、正規の管理者までログインできなくなる可能性があります。

固定IPを利用している企業サイトなど、運用環境が合う場合に導入を検討しましょう。

14. XML-RPCを使用していない場合は無効化を検討する

XML-RPCは、外部のアプリやサービスからWordPressを操作するために使われる仕組みです。
一方で、不要な状態で有効になっていると、ブルートフォース攻撃や不正なリクエストの経路として利用される場合があります。

WordPressのモバイルアプリや外部連携など、XML-RPCを必要とする機能を利用していない場合は、無効化を検討しましょう。

この記事で紹介しているSiteGuard WP Pluginには、XML-RPCへのアクセスを防御する機能も用意されています。

ただし、XML-RPCを利用する外部サービスや機能を使用しているサイトでは、無効化すると連携が動かなくなる可能性があります。
利用状況を確認したうえで設定してください。

脆弱性診断ツールによる定期チェック

WordPressのセキュリティ対策は、一度設定すれば終わりではありません。
WordPress本体、テーマ、プラグインには新しい脆弱性が見つかることがあり、サイトの状態も運用とともに変化します。

そのため、セキュリティプラグインやサーバー会社が提供する診断機能などを活用し、定期的にサイトの状態を確認することが重要です。

脆弱性診断やセキュリティチェックでは、主に次のような項目を確認します。

  • WordPress本体が最新の状態か
  • 使用中のテーマ・プラグインに既知の問題がないか
  • 不審なファイルや改ざんの兆候がないか
  • 不要なテーマ・プラグインが残っていないか
  • ログインやアクセスに不審な動きがないか

特に、WordPressやプラグインの大きなアップデートを行った後や、サイトに異常を感じたときは、通常の定期チェックとは別に確認することをおすすめします。

診断ツールは問題を発見するための手段であり、導入するだけでサイトが安全になるわけではありません。
診断結果に問題が表示された場合は、アップデート、設定変更、不要ファイルの削除など、内容に応じた対応を行いましょう。

定期チェックの目安

少なくとも定期的に確認する運用を決めておきましょう。
更新頻度の高いサイトや企業サイトでは、WordPress・プラグインの更新状況とあわせてチェックするのがおすすめです。

WAF(Web Application Firewall)の導入

WAFとは「Web Application Firewall」の略で、Webサイトに送られる通信内容を確認し、不正な可能性があるアクセスを検知・遮断する仕組みです。

通常のファイアウォールが主にネットワークへのアクセスを制御するのに対し、WAFはWebサイトやWebアプリケーションを狙った攻撃への対策に使用されます。

WordPress本体へ不正な通信が到達する前に検知・遮断できるため、WordPressサイトのセキュリティを強化するうえで重要な対策です。

WAFを導入するメリット

WAFを導入する主なメリットは、次のとおりです。

  • 不正なリクエストをWordPressへ到達する前に遮断できる
  • WordPressやプラグインの脆弱性を狙った攻撃のリスクを抑えられる
  • ログイン画面に対する大量の不正アクセスを制限できる
  • 悪意のあるボットや自動化された攻撃への対策になる
  • 不正アクセスの記録を確認できる場合がある
  • サーバーへかかる負荷を軽減できる場合がある

WAFを導入しても、すべてのサイバー攻撃を完全に防げるわけではありません。

WordPress本体やプラグインの更新、強固なパスワード、2段階認証、定期的なバックアップなどと組み合わせて使用することが重要です。

WAFを導入する方法

WordPressサイトでWAFを利用する主な方法は、次のとおりです。

レンタルサーバーのWAF機能を利用する

利用しているレンタルサーバーによっては、管理画面からWAFを有効にできます。

専門的な設定を行わずに導入できる場合があるため、まずはサーバーの管理画面やマニュアルを確認しましょう。

WAFが最初から有効になっている場合もあります。

CDNや外部のWAFサービスを利用する

Webサイトと訪問者の間にWAFサービスを設置し、不正なアクセスをサーバーへ到達する前に遮断する方法です。

大量の不正アクセスや悪意のあるボットへの対策としても利用できます。

導入時には、DNSなどの設定変更が必要になる場合があります。

セキュリティプラグインのファイアウォール機能を利用する

WordPressのセキュリティプラグインには、ファイアウォール機能を搭載しているものがあります。

WordPressの管理画面から設定できるため導入しやすい一方で、プラグインが動作する段階まで不正な通信が到達する場合があります。

利用中のサーバーが提供するWAFや、サーバーの手前で通信を遮断するWAFとあわせて検討しましょう。

WAFを有効にした後も動作確認を行う

WAFを有効にすると、正常なアクセスやWordPressの機能が誤って制限される場合があります。

有効化した後は、次の動作を確認してください。

  • Webサイトが正常に表示されるか
  • WordPressの管理画面へログインできるか
  • お問い合わせフォームを送信できるか
  • 記事や画像を更新できるか
  • 外部サービスとの連携が正常に動作するか

問題が発生した場合は、WAFの検知履歴や除外設定を確認し、必要に応じてレンタルサーバー会社や専門家へ相談しましょう。

WordPressセキュリティ対策チェックリスト

WordPressサイトを安全に運営するために、まずは以下の項目を確認しましょう。

  • 推測されにくい強固なパスワードを設定している
  • WordPress本体を最新の状態に更新している
  • テーマとプラグインを最新の状態に更新している
  • 使用していないテーマやプラグインを削除している
  • セキュリティプラグインを導入している
  • サイトとデータベースのバックアップを定期的に保存している
  • ログイン試行回数を制限している
  • 管理者アカウントに2段階認証を設定している
  • WAFが有効になっているか確認している

特に、WordPress本体・テーマ・プラグインの更新、強固なパスワードの設定、定期的なバックアップは、優先して実施したい対策です。

一つの対策だけで完全に防御することはできないため、複数のセキュリティ対策を組み合わせてサイトを守りましょう

ここまで紹介した対策を、重要度と取り組みやすさで一覧にまとめました。
何から始めればよいか迷った場合は、まず「重要度:高」で「難易度:低」の対策から確認していきましょう。

対策

重要度

難易度

実施タイミング・目安

強固なパスワードを設定する

今すぐ・定期見直し

WordPressを最新の状態に保つ

更新公開時

テーマ・プラグインを最新に保つ

更新公開時

不要なテーマ・プラグインを削除する

定期的

信頼できるテーマ・プラグインを選ぶ

導入時

セキュリティプラグインを導入する

初期設定時

バックアップを定期的に行う

定期的

ファイルのパーミッションを見直す

初期設定・変更時

ログイン試行回数を制限する

初期設定時

2段階認証を設定する

今すぐ

ログイン画面URLを変更する

初期設定時

ボット対策を導入する

フォーム設置時

管理画面へのアクセスを制限する

中〜高

固定IP環境で検討

XML-RPCを使用していない場合は無効化を検討する

利用状況確認後

脆弱性診断・セキュリティチェックを行う

定期的・更新後

万が一の事態に備える

WordPressサイトのセキュリティ対策は万全ですか?
どんなに注意していても、サイバー攻撃の被害に遭う可能性はゼロではありません。
そこで、このセクションでは、万が一WordPressサイトが攻撃された場合に備えて、どのような対処をすればよいのかを解説します。

サイトが改ざんされた場合の対処法

サイトが改ざんされた場合、まずは落ち着いて状況を把握することが重要です。具体的には、以下の手順で対処を進めていきましょう。

  1. 被害状況の確認
    どのような情報が改ざんされたのか、どこに異常があるのかを詳細に確認します。Webサイトの表示がおかしい、身に覚えのないファイルが追加されている、管理画面にログインできないなど、様々な形で異常が現れます。
  2. 原因の特定
    どのようにして改ざんされたのか、原因を特定します。脆弱性を突かれたのか、パスワードが漏洩したのかなど、原因を特定することで、再発防止策を講じることができます。
  3. ファイルの隔離
    改ざんされたファイルや、不審なファイルは、サイトから隔離します。これにより、被害の拡大を防ぐことができます。FTPソフトなどを使って、ファイルをローカル環境にダウンロードし、バックアップを取っておくことも重要です。
  4. 復旧作業
    バックアップから正常な状態に復元します。もしバックアップがない場合は、改ざんされた箇所を手動で修正する必要があります。この作業は高度な知識を要するため、専門業者に依頼することも検討しましょう。
  5. セキュリティ対策の強化
    改ざんの原因を特定し、それに対応したセキュリティ対策を強化します。パスワードの変更、プラグインの更新、セキュリティプラグインの導入など、できることはたくさんあります。

バックアップからの復元方法

定期的にバックアップを取っていれば、改ざんされた場合でも、比較的簡単にサイトを復元できます。バックアップからの復元手順は、以下の通りです。

  1. バックアップデータの準備
    復元に使用するバックアップデータを用意します。バックアップデータは、最新のものを使用しましょう。バックアップデータの保存場所も確認しておきましょう。
  2. データベースの復元
    データベースを復元します。データベースの復元は、phpMyAdminなどのツールを使って行います。バックアップデータからデータベースファイルをインポートします。
  3. ファイルの復元
    サイトのファイルを復元します。FTPソフトなどを使って、バックアップデータからファイルをサーバーにアップロードします。上書きする際は、既存のファイルを削除してからアップロードすることをおすすめします。
  4. 動作確認
    サイトが正常に表示されるか、正しく動作するかを確認します。もし問題があれば、再度復元作業を行いましょう。

バックアップからの復元は、万が一の事態に備えるための最も確実な方法です。定期的なバックアップを心がけ、いざという時に備えましょう。

WordPressセキュリティ対策のよくある質問

Q1:初心者でもWordPressのセキュリティ対策はできますか?

はい。WordPress本体・テーマ・プラグインのアップデート、強固なパスワード、2段階認証、バックアップなどは、専門的なサーバー知識がなくても取り組みやすい対策です。

一方、ファイルのパーミッション変更やIPアドレスによるアクセス制限など、設定を誤るとサイトや管理画面へアクセスできなくなる対策もあります。
不安な場合は、バックアップを取ったうえで専門家に相談しましょう。

Q2:WordPressのセキュリティ対策に費用はかかりますか?

無料でできる対策も多くあります。WordPressやプラグインの更新、強固なパスワードの設定、不要なプラグインの削除などはアーツビーでは、保守契約の内容に含まれており、追加費用なしで実施できます。

一方、高度なWAF、監視サービス、有料セキュリティプラグイン、専門業者による診断などを利用する場合は費用がかかります。
まずは無料でできる基本対策から始め、サイトの重要度に応じて追加対策を検討するとよいでしょう。

Q3:何から対策すればよいですか?

最初は、次の対策を優先してください。

  1. WordPress本体・テーマ・プラグインを最新にする
  2. 強固で使い回していないパスワードへ変更する
  3. 2段階認証とログイン試行回数制限を設定する
  4. 定期バックアップを設定する
  5. 不要なテーマ・プラグインを削除する

その後、セキュリティプラグイン、ボット対策、アクセス制限、定期診断などを追加していきます。

Q4:セキュリティプラグインを入れれば安全ですか?

セキュリティプラグインだけですべての攻撃を防げるわけではありません。

WordPressやプラグインの更新、パスワード管理、2段階認証、バックアップ、不要な機能の削除など、複数の対策を組み合わせることが重要です。
また、導入したセキュリティプラグイン自体も最新の状態に保ちましょう。

まとめ:WordPressセキュリティ対策で安全なサイト運営を!

この記事では、WordPressサイトのセキュリティ対策について、基礎から実践的な方法まで幅広く解説しました。
サイバー攻撃から大切なサイトを守り、安全に運営していくためには、日々の対策が不可欠です。

今回ご紹介した14個の対策を参考に、まずはできることから始めてみましょう。
パスワードの強化、WordPressとテーマ・プラグインの最新化、そして定期的なバックアップは、すぐに実践できる重要な対策です。
さらに、セキュリティプラグインの導入や、2段階認証の設定も、セキュリティレベルを大きく向上させます。

万が一の事態に備えて、サイトが改ざんされた場合の対処法や、バックアップからの復元方法も知っておくことが大切です。
これらの知識と対策を組み合わせることで、あなたのWordPressサイトは、より強固なものになるでしょう。

WordPressのセキュリティ対策は、一度行えば終わりではありません。常に最新の情報を収集し、新しい脅威に対応していく必要があります。
この記事が、あなたのWordPressサイトを安全に運営するための第一歩となり、安心してWebサイト運営ができるようになることを願っています。

WordPressサイトのセキュリティ対策は万全ですか?
アーツビーでは、お客様の大切なサイトをサイバー攻撃から守るためのセキュリティ対策をサポートしています。

強固なパスワードの設定、WordPressの最新化、セキュリティプラグインの導入など、様々な対策を組み合わせ、安全なサイト運営を実現します。

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