
「SEOってよく聞くけど、結局なに?」「具体的に何をすればいいの?」
そんな疑問にお答えするために、SEOの基本とその重要性、具体的な対策内容を初心者にもわかりやすく解説します。
SEOとは何か?
SEO(Search Engine Optimization)とは、検索エンジン最適化のことです。
Googleなどの検索エンジンで、特定のキーワードを検索したときに、自社のWebサイトが上位に表示されるように改善していく一連の施策を指します。
たとえば「札幌 ホームページ制作」と検索されたときに、自社のサイトが上位に表示されるかどうかは、SEOの対策次第です。
なぜSEOが重要なのか?
- 自然検索からのアクセスが増える
広告を出さずに、検索結果から無料でユーザーを集められるのがSEOの最大の利点です。
特に「サービス名 + 地域名」「悩み + 解決策」などニーズが顕在化している検索キーワードでは、CV(コンバージョン)にもつながりやすくなります。 - 長期的に集客し続けられる
リスティング広告は出稿を止めればアクセスもゼロになりますが、SEOは一度上位を獲得できれば持続的なアクセス源となります。 - 信頼性とブランドイメージの向上
上位に表示されることで、「この会社は信頼できる」「情報が整理されている」とユーザーからの印象もアップします。
具体的なSEO対策の方法
SEO対策は、「内部施策」「外部施策」「コンテンツ施策」に大別されます。
内部施策(Webサイトの構造改善)
内部施策は、ウェブサイトのコンテンツやコードを最適化することで、検索エンジンに対する評価を向上させ、検索結果でのランキングを上げるための取り組みです。主な内部施策は以下の通りです。
- タイトルタグ、メタディスクリプションの最適化
- モバイル対応(レスポンシブ対応)
- ページ表示速度の改善
- 内部リンクの整備
タイトルタグ、メタディスクリプションの最適化
タイトルタグ
各ページのタイトルは、検索エンジンとユーザーにとって重要な情報源です。
キーワードを含め、簡潔で魅力的なタイトルを作成します。
タイトルタグを設定する際は下記を意識して設定してみましょう。
- タイトルに検索のターゲットとなるキーワードを入れる
- 30文字程度で設定する。30文字を超える場合は不要な言葉を除き、簡潔にページの内容を説明するようにする
メタディスクリプション
検索結果に表示される説明文です。こちらにもキーワードを含め、クリックを促す内容にします。
メタディスクリプションはユーザーが検索結果から自分にあった内容のページを見つけるために読むことが多いです。
そのため、下記を意識して設定してみてください。
- ターゲットとなるキーワードをいれながら、内容の伝わりやすい文章で作成
- 文字数は大体100文字程度で収めるようにする
モバイル対応(レスポンシブ対応)
モバイル対応(レスポンシブ対応)とはPCでの表示だけではなく、スマートフォンでの表示も意識した対応のことです。
現在はほとんどの方がスマートフォンでWebサイトをみています。
また、Googleはモバイルフレンドリーなサイトを評価します。
そのため、スマートフォンでの表示を最適化させることでGoogleの評価が上がるだけではなく、ユーザーのページ離脱の防止も図ることが可能です。
ページ表示速度の改善
ページの表示速度はGoogleが評価する一つの指標です。
そのため、ページの表示速度を改善するのもSEOにおいて一つの手段となります。
ページ表示速度の改善は難しい箇所もあるため、今回は比較的簡単に対応できる内容をご紹介します。
- 画像圧縮:画像ファイルのサイズを圧縮し、ページ読み込み速度を速くします
- キャッシュの利用:ブラウザキャッシュを活用して、リピーターのサイト表示速度を向上させます
- 遅延読み込み(Lazy Loading):画像や動画を、必要になるまで読み込まないように設定し、初期のページ読み込み速度を速くします。
表示速度を計測する際は下記のページからWebサイトのURLを入力することで計測できます。
内部リンクの整備
内部リンクとは、同Webサイト内のページへのリンクのことです。
内部リンクが複数あるページは検索クローラーが見つけやすくなります。
また、関連するページを内部リンクで行き来できるようにしてあげることでページの回遊率もあがる可能性があります。
外部施策(外部からの評価を高める)
- 被リンク(バックリンク)獲得
被リンク(バックリンク)獲得
被リンクとは、他のWebサイトから自社のWebサイトへ向けて張られたリンクのことです。
被リンクを増やすには良質なコンテンツを作成し他のWebサイトで紹介される。
などの方法が必要になるため、すぐにできる対策ではないですが意識することが重要です。
コンテンツ施策(検索意図を満たす内容)
- キーワードを意識した見出しと本文の構成
- 読者にとって有益な情報提供
- 定期的な記事更新・改善
キーワードを意識した見出しと本文の構成
見出しとなるH1、H2タグや、本文に適切なキーワードを配置します。ただし、過剰な使用は逆効果となるため自然な流れで行います。
読者にとって有益な情報提供
ウェブコンテンツやブログ記事などにおいて、ユーザーが求めている情報を正確で価値のある形で提供することです。
ユーザーが何を知りたいのか、どのような問題を解決したいのかを考え、そのニーズに応える内容を作成することが重要です。
これにより、読者の満足度が高まり、サイトの信頼性や評価も向上します。
例えば、「SEO 対策」と検索した方はSEO対策の方法を知りたい可能性が高いので、実際にどのような施策を行えばよいか、どのツールを使うべきかなどの具体例を含めてコンテンツを作成する必要があります。
定期的な記事更新・改善
ブログなどの記事の内容が古いままだと、正しい情報ではなくなっている可能性があります。
特に「ニュース」や「時事問題」に関する記事は、更新が求められるため、古い情報を放置せずに最新のデータや情報にアップデートすることが重要です。
また、Googleなどの検索エンジンは、新鮮で最新の情報を提供しているサイトを高く評価します。
定期的に記事を更新・改善することで、検索エンジンに対してサイトがアクティブで価値のある情報を提供していることを示すことができ、結果的に検索順位が向上する可能性があります。
SEOと相性の良いコンテンツとは?
検索ユーザーの疑問や課題を解決するような、「役立つ」「信頼できる」「わかりやすい」コンテンツがSEOに強くなります。
例:地域名 + サービス名
「札幌 ホームページ制作」「札幌 SEO対策」「札幌 ロゴ制作」など
⇒ 地域密着型ビジネスには特に有効です。
まとめ:SEOは“仕組み”で集客する最強の手段
SEOは一朝一夕で成果が出るものではありませんが、継続することで圧倒的な集客力を持ちます。
札幌でSEO対策を意識したホームページを制作したい方は、株式会社アーツビーまでご連絡ください。